診療内容

service

訪問診療・往診

当クリニックでは、継続的な医療が必要ながら通院が困難な方で在宅での診療を希望される患者さんに対して、契約に基づいて医師が継続的にご自宅を訪問し診療を行います。在宅での緩和ケアや看取りなどにも対応いたします。病状に応じて訪問頻度は異なりますが、一般的な定期訪問は月に1~2回程度です。定期訪問の患者様の病状変化の際は夜間・休日にかかわらず24時間365日の連絡・相談体制をとっておりますので、ご連絡をいただければ必要に応じて往診(場合によって訪問看護)で対応させていただきます。

訪問診療開始までの流れ

漢方内科

漢方薬の飲み方は様々です。エキス製剤、散剤、煎じ薬とあります。それぞれ長所と短所があります。エキス製剤は生薬の組み合わせが決まっており、各メーカーが抽出エキスを粉にしています。患者さんには、インスタントコーヒーのようにお湯でエキス製剤を溶かし服用してもらいます。既製品のため、安定していますが一方で微調整ができず、効果も煎じ薬に比べてやや劣ります。散剤は生薬をそのまま刻んだ薬で香りを大事にしています。煎じ薬は生薬を一から組み合わせる完全オーダーメイド処方です。生薬を詰めたパックを患者さん自身で煎じて服用してもらいます。ご自分で煎じなくてはならないので、時間がかかります(約40分程度)。しかし、一人ひとりにあった分量と生薬組み合わせを提供できますので効果はもっとも高くなります。当院では西洋医学治療も行いますが、まずは自己治癒力を期待して東洋医学治療を優先しています。また、西洋医学と併用したほうがより効果があると判断するときは併用して治療をします。
風邪などの急性疾患、生活習慣病などの慢性疾患、皮膚の不調や原因不明の痛み、精神的な不調、悪性腫瘍による諸症状など東洋医学が対象とする病気は多岐にわたります。東洋医学治療を希望される方は是非ご相談ください。また肩こり、首こり、腰痛、しびれ、足のだるさなど皮内鍼という鍼治療も行っていますのでご希望がある方はご相談ください。

一般内科

内科系疾患全般に対して診療いたします。風邪、発熱、めまい、頭痛、腹痛、胸痛、胃腸炎など一般的な症状や急性疾患についてはもちろん、「生活習慣病」と呼ばれる高血圧症、糖尿病、脂質異常症、骨粗鬆症などについても対応いたします。さらに、体調不良、どの診療科にかかったらよいか分からない、受診科が複数にまたがる、専門診療科への紹介を希望される場合などにも対応いたします。
当院では適切な血液検査、心電図、超音波検査などを行います。(ただしX線検査には対応しておりません。)また、必要に応じて速やかに専門医療機関へ紹介させていただきます。まずはお気軽に受診・ご相談ください。